映画館探訪 Vol.1 シネマ・ジャック&ベティ
横浜駅から京急線に乗り、黄金町から徒歩10分にシネマ・ジャック&ベティがあります。
1952年に横浜名画座として開館。以前営業していた横浜日劇とともに「洋画は日劇、邦画は名画座」というカタチで地域密着の映画館として親しまれていました。
1991年に館内をリニューアル。これまでの1館を2館形態にわけ、洋画を中心に上映するジャック館、邦画を中心に上映するベティ館として再スタートした。館名も現在の「シネマ・ジャック&ベティ」に変更された。
ここから「シネマ・ジャック&ベティ」が始まります。
その2002年に一度は閉館となりますが、地元の「黄金町プロジェクト」と相互連携し、2007年に再復活を果たします。
現在は、監督・俳優特集、映画祭などを行う横浜最後の名画座「ジャック」、単館系の新作ロードショー館「ベティ」の2つのスクリーンで上映しています。
昔懐かしい作品だけでなく、シネコンなどの大型館では上映しない内外の佳作・問題作を取り上げ、上映する作品のその姿勢はなかなか斬新・前衛的だと思います。
映画好きにたまらない渋さと何とも言えないあの懐かしい香りが至るところに感じられる素敵な映画館です。
また、街との調和という意味で、周辺を歩いてみるのも面白いエリアなのでオススメします。
ちなみに最近こちらで見た映画は、「湯を沸かすほどの熱い愛」
*涙腺崩壊の家族愛が詰まった渾身の邦画です。
■シネマ ジャック&ベティ
座席数
ジャック:114席(110席+バリアフリー4席)
ベティ:138席
住所:神奈川県横浜市若葉町3-51-3
電話番号:045-243-9800
最寄り駅:京急黄金町徒歩10分
ぶらり街歩き 黄金町→桜木町編
あまり知らないけれど、興味がある知りたい街に行ってみよう。
黄金町界隈にお邪魔しました。
最初に行ったのは、場末感たっぷりの「喫茶タケヤ」
はっきり言って、歴戦の猛者しかいません。。。
朝からタバコを吹かし、近所の戯言を。でも人間味たっぷりで素敵な高齢者ばかりです。モーニングセットは、トーストとコーヒーで400円。安い!!
そして、マスターが優しい。朝から味わい深い1杯をありがとうございました。
次に訪れたのは、「ジャック&ベティ」
ここは、ジャック&ベティは、2スクリーンのミニシアターです。
監督・俳優特集、映画祭などを行う横浜最後の名画座「ジャック」、単館系の新作ロードショー館「ベティ」の2つのスクリーンで上映しています。
昔懐かしい作品だけでなく、シネコンなどの大型館では上映しない内外の佳作・問題作を取り上げています。
外観も内部もレトロな雰囲気で、上映する作品のその姿勢はなかなか斬新・前衛的だと思います。
映画好きにたまらない渋さと何とも言えないあの懐かしい香りが至るところに感じられる素敵な場所です。
そろそろ疲れてきたのでお風呂に入ります。「利世館」
床がタイルで模様が描かれ、壁は富士山の壁画はなく、レンガ作りになっています。なんかお風呂にいるというより、巨大な構造物の中にいるみたいです。シャ ワーは固定式で、レトロ感があります。建物は、昭和58年くらいに出来たとのことです。あと、特筆すべきはレンタルタオルが衝撃の10円!?これは他では なかなかないんじゃないでしょうか。
番台の女将さんも人情味ある方なので、アットホームな素晴らしい銭湯だと思います。
最後は、野毛をパトロール。
ここはかなり長くなるので次回に回そうと思います。すいません。。。
これは言っておきます。ディズニーランドよりおもしろいのは、ノゲハシゴサケランドだと言うこと!!
こうやって徘徊してみると僕の好きなものがぎゅっと詰まった街、黄金町界隈。
これにあとサッカーの要素が入ってたら、個人的な趣味は完璧。
どこに行っても、人間臭い黄金町界隈は僕にとって居心地のいい場所でした。
「人が街を作る。」どこかで聞いたことがあるようなキャッチコピー。。。
以上、ぶらり街歩き 黄金町→桜木町編でした。
意外な組み合わせが織りなす不思議なカレー「OXYMORON」
鎌倉駅西口から、歩いてすぐ。
パクチー、大葉、三つ葉、ねぎ。はっきり言って見た目はサラダ!?カレーには見えません。
そう、「OXYMORON」は鎌倉で人気のカレー屋さん。
緑色に染められたプレートを初めて見た人は、まずはその見た目の美しさに驚くことでしょう。
モダンな黒色を基調とした家具やお皿。
色鮮やかなフードやかわいらしいスイーツなどがそえられる。
その意外性がオクシモロンの雰囲気を作り上げています。
オクシモロンについて、レストランのメニューの1ページ目にこんなことが書いています。
「反対の意味の語を合わせることにより、奥行きのある印象を生み出す語法のこと。例として”永遠の一瞬”、”公然の秘密”など、真剣な遊び心や寛容なこだわりをそなえたものの見方を忘れないように、また、いろいろな個性を生かして一層深い味を引き出すことができますように、という意味合いを込めています。」
この意外性を楽しみにカレーを食べるのも、斬新でいいと思います。
オクシモロンの独特の雰囲気を味わってみてください。
■OXYMORON onari – オクシモロン オナリ –
住所:鎌倉市御成町14-1 御成ビル1F
電話番号:0467-40-5633
営業時間:11:00~19:00(LO 18:30)
定休日:火曜日定休
THE BANK復活!!次はどんな物語が紡ぎ出されるのか?
鎌倉の由比ヶ浜通りを長谷方面に向かって進むと、六地蔵の交差点付近にたたずむ特徴的な建物がある。
それが『THE BANK』だ。
1927年に建てられたというその建物は、もともとは鎌倉銀行の由比ヶ浜出張所として使われていたもの。それからさまざまに姿を変え、2000年からはBarとして営業。地元の人たちのみならず、遠方から訪れる観光客にも愛されてきた。
その『THE BANK』に危機が訪れたのは2015年のこと。オーナーであり、伝説的なアートディレクターとして大きな影響力を持っていた渡邊かをるさんが亡くなり、閉店することになったのだ。
そこで立ち上がったのが、2000年のオープン時に渡邊さんから声をかけられ、内装を手がけたインテリアデザイナーのWonderwall 片山正通さんの手によって、復活した。
復活までの道のりは決して楽ではなかったものの、所有者の方と信頼関係を築き、当時の雰囲気をそのまま残しつつ、設備や厨房を整え直した。運命ともいえるスタッフとの出会いもあり、半年ほどかけてやっと復活にこぎつけたらしい。
オープン後には、初代のバーテンダーの栗岩さんが店に立ち、昔馴染みのお客様を現スタッフに紹介する姿が見受けられた。初めて訪れる人もくつろいで談笑していたり、よい古さや歴史を受け継ぎつつも、この土地やこの店が大好きな次の世代の人たちが集まって『THE BANK』は新しい一歩を踏み出した。そんなスタッフやお客を見守るように、店の奥には渡邊さんの写真が飾られている。
この店が大好きな人たちが復活させた『THE BANK』。
その愛があふれる心地よい空間と美味しいお酒を楽しみに、次はどんな物語が紡ぎ出されるのか?注目である。
■THE BANK
住所:鎌倉市由比ヶ浜3-1-1
電話:0467-40-5090
営業時間:水〜金 17:00-翌1:00、土・日・祝 15:00-翌1:00
定休日:月・火