葉山の古民家をリノベーション! 一棟貸しの宿「港の灯り」と「ANCHORS CAFE(アンカーズカフェ)」

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湘南が誇るリゾート地、葉山。東京から1時間、山と海に囲まれた美しい自然、多くの文化財、洗練された個性的なお店が点在するなど、多彩な魅力に溢れる葉山。
海岸線207号線沿い、一色海岸と森戸海岸の間にある真名瀬(しんなせ)海岸に誕生した、心を休める葉山の休日におすすめの新スポット「港の灯り」と、併設のコーヒースタンド「ANCHORS CAFE(アンカーズカフェ)」をご紹介します。

 

歴史ある漁師の家を蘇らせ、観光客と地元住民がつながる拠点に。
稲村ヶ崎の干物カフェ「ヨリドコロ」チームが手掛ける古民家再生プロジェクト第二弾として、一棟貸しの宿「港の灯り」とコーヒースタンド「ANCHORS CAFE」が9月にオープンしました。
ブランドコンセプトは「ただいまと言える場所」。安心して過ごせる宿を目指し、話題の民泊ではなく、正式に「旅館業法」を取得。クラウドファンディング「CAMPFIRE」で資金調達をするなど多くの方の支援や協力によって、築100年の漁師の家が蘇りました。

「ただいまと言える場所」。心から安堵する特別な空間。
「ただいまと言える場所」がブランドコンセプトということもあって、日本情緒が溢れる港の灯りは室内のどこを見渡しても温もりが伝わってきます。 漁師さんが育んできた漁文化や歴史だけでなく、生活感や息づかいも感じられます。
「漁師さんが漁を終えて帰る途中、鳥居の先にこの家が見えます。帰宅した際に漁師さんが感じた“ホッとした気持ち”。そのあたたかい気持ちをお客様にも感じてほしい。ただいまと、心から安堵するするような特別な空間にしたいです。」と代表の恵さんは言います。
日々の喧騒から離れて、唯一無二の空間へ。自慢の「縁側」と「月見テラス」。
港の灯りには、2辺に亘り、長く続く縁側があります。自然の木が持つ表情をいかすために床に塗った柿渋。自然由来の塗料が時間をかけて、良い風合いを醸し出しています。縁側に座り、海や庭の四季折々の自然に癒されながら、大切な人との団らんや読書など、日々の喧騒を忘れて寛げる特別な時間が過ごせます。
離れの階段を上ると、小さなデッキがあります。屋根上の梯子を上ると、目の前には真名瀬海岸の絶景パノラマが広がり、SUP(スタンドアップ・パドル)、ヨット、シーカヤックを楽しむ人で賑わう沖の岩礁地帯「名島」や、葉山灯台などが見えます。周辺の海は透明度が高く、熱帯魚も見えるのだとか。天気の良い日には美しい富士山を楽しむこともできます。

夏になると、空を色鮮やかに彩る『葉山花火大会』の特等席に(要予約)。日本の夏の風物詩、月や星空までも独り占めできる月見テラスで過ごす時間は、訪れた人にとってかけがえのない思い出となると思います。

 

港の灯りに併設するコーヒースタンド「ANCHORS CAFE」。
「ANCHORS CAFE(アンカーズカフェ)」では、鎌倉で評判の高い「ツバメコーヒー焙煎所」をはじめ、厳選した豆をハンドドリップで淹れています。店頭には、庭から出土されたイカリ、モリ、釣り針などが飾られ、漁師さんの想いや軌跡が大切にされているのが伝わります。
古き良きものを残し、新しいスタイルと融合する技は、ヨリドコロをリノベーションしたチームならではのもの。「地元の方たちに愛されるコーヒースタンドになってほしい。港の灯りとANCHORS CAFEが、地元の方と観光客をつなぐ拠点になればと。
様々な人との出会いに導かれ、築き上げた「港の灯り」と「ANCHORS CAFE」。湘南独特の“時間の流れ”の中で、何もしない贅沢を味わいに行きませんか?