両足も遜色無く使いこなす、現代的なアタッカー「ヤニック・フェレイラ・カラスコ」
ヤニック・フェレイラ・カラスコは、ベルギー出身のサッカー選手。
アトレティコ・マドリード所属。ポジションは主にサイドアタッカーで、状況に応じてセカンドトップもこなす。スペインとポルトガルにルーツを持つ。
ベルギーのヘンクの下部組織に入団し、2010年にモナコのユースへ移籍。
そこからモナコでトップチームへ昇格しプロデビュー。
モナコがチャンピオンズリーグベスト8へ進んだ2014-15シーズンの活躍で注目を浴び、2015年シーズンからアトレチコマドリードでプレーすることになりました。
アトレチコでは当初はあまり出場機会を得られていなかったものの、昨シーズン途中あたりからはスタメンに定着。
いまや世界でもトップクラスの力を持つようになったアトレチコの主力として活躍しています。
代表では、ベルギー代表としてユース世代から活躍し、2015年からはA代表にも選ばれています。
プレースタイルは?
主にサイドアタッカーもしくはセカンドトップとして起用されることが多いカラスコ。
一番の特徴は、スピードに乗ってどんどん突っかけていくドリブル。カウンターアタックでの効果的なドリブルに好感が持てる選手です。
背筋が伸びた姿勢でシザースも多く使うところは、若い頃のクリスティアーノロナウドのドリブルにちょっと似ているように思うときもあります。
スピードもかなり速いし、トリッキーなフェイントも多く足元のテクニックもかなりのものだと思います。
また、アトレチコで起用され続けている理由に、ハードワークができる・しっかり守備もできる選手としてシメオネからも重宝させています。とにかくチェイシングが早い。
まだ若い選手だけに、スピードやドリブルはバルセロナを相手にしても通用していた点を考えると、今後かなりの選手になっていくんじゃないかと思います。