日本にもラームみたいな選手が必要。サイドバックが試合を作る時代へ。

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彼の名前はフィリップ・ラーム

ドイツ・ブンデスリーガバイエルン・ミュンヘン所属。

基本的なポジションは左右のサイドバックで、守備的MF(ピポーテ)も高いレベルでこなします。

基本的な技術の高さと豊富な運動量があり、メンタルも安定しているので非常にパフォーマンスが安定しています。

更にポジショニングの良さとインテリジェンスがあるので、複数のポジションを簡単にこなします。

ジョゼップ・グアルディオラの時代に、ラームがバイエルンで一番インテリジェンスがある選手と公言しています。バルセロナに所属していたMFシャビも「ラームはどのポジションでプレーしてもトップクラスになれる素質がある」と絶賛しています。
ラームのポリバレントな才能を生かす起用法は、グアルディオラらしさを感じます。いとも簡単にピボーテのポジションをこなすラームも化け物だと思います。

 

他にもこんな特徴が
・精度の高いクロスと華麗なターン

・相手の攻撃の芽を摘み取る守備とスライディングタックル

・パス精度やミドルキックの精度が高いので、配給センスもある。

ラームのプレースタイルは、単独でプレーするのではなく周囲との連携によって試合に関わります。プレーの選択肢が多いので慌てることが極端に少ない選手です。いまだとロッベンとの縦関係は相手に大きな脅威を与え続けます。

 

ラームを一言で表すと、頭が良くてよく走る献身的な選手です。派手なプレーは少ないのですが、今のバイエルン欠かせない存在です。

 

そのラームが先日引退を決めた。

引退後はどんな道に進むのだろうか。ただ、彼の持っているサッカーインテリジェンスを世界中に広めて欲しいと強く思う。

 

 

この動画を見たらラームをすごさがよくわかる。

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